ジャンルからの脱獄~SFのオチについて

SFとファンタジーの境目が曖昧になりつつあるが、ジャンルによって異なる形式美を味わいたいファンにとっては、ここはこだわりのポイント。SFの伝統的なオチにおける制約から新しい地平を探る。

こんなご質問をいただきました。

舞台が現代の世界でSF長編を書くときに、どんなどんでん返しがありますか? 何か『これはっ!?』というどんでん返しがありましたらヒントだけください。SFなので、ある程度制約無く思いつく事はあるとは思っているんですが、ぴこ蔵さんのアイディアがほしいのでどうが妙案を下さい。(Jさん)
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『どんでん返し』と『意外な結末』の違い

ブンコ
「突然なんだけどさ、師匠」

ぴこ蔵
「なんじゃらほい?」

ブンコ
「そもそもどんでん返しってどんなもの? いや、そりゃなんとなく大雑把には分かってるつもりなんだけど、いまいちピンと来ないんだよね~」
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どんでん返しはどこにある?

 

ぴこ蔵
「さあどうじゃ! 『花咲か爺さん』のどんでん返しはどこにある?」

ブンコ
「な、な、な、なに~っ?! どこにあるう?! う~ん、そうだなー…。正直じいさんが大判小判をもらって極悪じいさんが死刑になっちゃうところ?」

ぴこ蔵
「一見するとそう見えるじゃろうが、それは違う。それはいわゆる『意外な結末』であって『どんでん返し』ではないのじゃ」
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