可愛い子には試練の旅を~マイナスからの出発

最初から困難に直面している主人公には構成上の利点が多い。欠落がそのまま目的になるし、動機が明確だから行動力がある。そして振り幅が大きいため強烈な達成感が得られるのだ。

さて、こんなご質問をいただきました。

 「マイナスからの出発」ですが、それで描き始めるとどうしても、「共感型」の主人公に限定されてしまう気がします。凄い主人公の凄さを描きたい場合、例えば、よく少年誌とかで見受けられる、始めから完成された主人公、いわゆる「北斗の拳」のケンシロウのような「憧れ型」の主人公を描きたい場合は、「ゼロ、若しくはプラスからの出発」も、有り、なのでしょうか?

少年誌とかですと、「平凡な日常に突如現われた、超人的な主人公の超能力の紹介」、で成り立ってしまっている読み切り作品とかもありますので、(この場合、準主人公がハンデを背負っていることが多いですが)、「ゼロ、若しくはプラスからの出発」でも、主人公の目標さえ高ければ、また凄さに説得力があれば、エンターテイメントとして面白くなる、ということなのでしょうか? (Jさん) “可愛い子には試練の旅を~マイナスからの出発” の続きを読む

読者に感動を与えるために主人公が行うべき秘策とは?

主人公は変化・成長しなければならない

なぜなら、それが人間を描くことだからであり、感動の焦点だからじゃ。ここでは、具体的に何を書けば「主人公の成長」を表現できるか? について研究している。コツは「選択肢」にあった。

主人公の成長

ぴこ蔵
「さて、物語に『魂』を注入するとしよう。つまり「テーマを表現する」ということじゃ」

ブンコ
「えーっ? そんなこと考えてないよー」
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