自動あらすじ製造機

まずは、どんでん返しについて

『アルプスの少女ハイジ』に「幽霊騒動」と呼ばれるエピソードがあります。

ハイジとクララが住んでいるゼーゼマンさんのお屋敷に、夜な夜な現れて住人をおののかせる怪しい影。幽霊だとばかり思っていたらは実は……というやつですね。

これがいわゆる「どんでん返し」であります。

もちろん「ハイジ」にあまり高度な推理やサスペンスフルな展開は必要ありませんので、「現場で幽霊をつかまえる」ことによって謎があっさりと解決される、非常に素朴で基本的などんでん返しになっています。

それでも充分に面白いですよね。子供の頃にTVアニメで観た『ハイジ』の中でも、特に印象的なストーリーとして今も記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。

他にも例えば『トイ・ストーリー3』やあの『アナ雪』のように、どんでん返しは世界のエンターテインメントの標準的なスキルです。

では、そんなどんでん返しを物語に仕掛けていくにはどうすればいいのか?

ストーリーテリングに自信がなかった私は、紆余曲折の果てに自分なりの戦略を見つけ出しました。それは「どんでん返しから話を作っていく」というやり方でした。

そして30年かけて辿り着いたのが、自動あらすじ製造エディタ『EDWORD2』です。

E2って何?

『EDWORD2』はストーリー創作支援ソフトです。

いったいどんなことが出来るの?

そこで、「どんでん返しのプチまとめ」を行いながら、E2の機能をかいつまんで説明したいと思います。

読者をアッと言わせる「どんでん返し」はエンタテインメントの醍醐味です。ミステリーの犯人当てはほとんどがどんでん返しの祭典です。

それ以外のジャンルでも、『青い鳥』『あしながおじさん』や『アナ雪」から『スターウォーズ』『トイ・ストーリー』に至るまで、数えればキリがありません。古今東西の名作には、当たり前のように、キレの良いどんでん返しが入れられているのです。

そのどんでん返しのポイントは「Aだと思ったらBだった」というロジックにあります。

作者側から見れば「Aだと思わせておいて、Bを出す」というテクニックです。

例えば、あなたの周りで何かの盗難事件が起こったとします。その時、あまりよく知らない怪しげな人物がその犯人だったと聞いても、あなたは驚かないでしょう。ところが、その後の調べで、実はあなたのよく知っている人物が真犯人だと分かったらかなりびっくりすると思います。

ごく単純に言うとこういうことなのですが、もう少し分かりやすくなるように脚色してみますね。

泥棒の正体は、よそから来た目付きの悪い流れ者(A)だとばかり思っていたら、実はあなたの家の隣に昔から住んでいる優しいお爺さん(B)だった。

これがどんでん返しの典型的な形です。

うまく読者をだますためには、(A)にアリバイがなかったり、(B)がその盗難によって迷惑を被っていたりするとさらに効果的です。

つまり、いかに囮の(A)を疑わせ、いかに本命の(B)の姿を隠すか。これがどんでん返しのコツなのです。

物語はこう語れ

このあたりの機微を、“SFの女王”コニー・ウィリスがうまく語っていますので引用しておきます。

「トリック、ミス・ディレクション、情報の出し惜しみ。あるものをべつのものに見せかけて手がかりを隠し、目くらまし(レッド・ヘリング)を目につきやすい場所に投げ出しておいてから、ちょっとずつ糸をくりだして読者を食いつかせ、それからえいやっと釣り上げる……。わたしはそういう手管のすべてを身につけ、その結果(読者としては)二度とびっくりすることのできない体になってしまったのだけれど、それでも他人をびっくりさせることはできる」 (大森望・訳)

これこそがストーリーテリングの王道なのであります。

エンターテインメントにおいては、読者をびっくりさせるために物語は語られると言っても過言ではないのです。

その最もコアな手口が「あるものをべつのものに見せかけて(略)読者を食いつかせ(略)釣り上げる……」どんでん返しなのです。

このどんでん返しの作り方をマスターしさえすれば、あなたの作るストーリーには強力な武器が組み込まれます。

それは、読者の心を打ち抜き、あっと悲鳴を上げさせ、驚きで動けないようにした挙句、なんとあなたの作品の虜にしてしまうのであります。

どんでん返しのパターンとは

そこで、私、ぴこ山ぴこ蔵こと今井昭彦は、「3匹のモンスター」を使って人間の恐怖心を類型化し、それらを組み合わせることによってどんでん返しを10タイプに分類しました。

詳しくはこちらで解説しています。

『EDWORD2』は、この「10タイプのどんでん返し」が入ったあらすじを生成してくれるオンリーワンの創作支援ツールです。

物語を書き始めたことはあっても、なぜか最後まで書き終えられなかったあなたや、途中で悩んで投げ出してしまいがちだった方にオススメします。

EDWORD2について

「どんでん返し」の種類で10タイプに分かれたテンプレートからお好きな仮筋パターンを選び、それをベースに「登場人物の名前」や「大切なもの」などの重要な物語要素を簡単に設定することができます。

入力した変更結果はすぐに画面に反映されるので、実際に書き込んだ要素を見ながらストーリーを検討することが可能です。また、画面を占有することなく起動するので他のアプリケーションとの併用もできます。

例えばインターネット・ブラウザで資料を見ながらメモを取り、あらすじに新たな場面を書き加える…という作業も楽勝です。

あらすじ製造機シリーズの優れた機能はそのままに、テキストエディタとしての能力を持ち、容量も動作も軽快にサクサクと書き込める『EDWORD2』。

思う存分イマジネーションを刺激して、あなただけのオリジナル・ストーリーを生み出してください。


EDWORD2の使い方

どんでん返しつきの仮筋

全10タイプのどんでん返しを基本にしたあらすじテンプレート「仮筋」が自動的にセットアップされます。

  1. 一番上のリストであらすじのタイプを選びます。
  2. 登場人物の名前、大切なモノなどを入力します。
  3. その他のストーリー要素はリストから選びます。

編集

どんでん返しのタイプとタイトル、そしてあらすじが表示されます。この画面に直接テキストを入力していくことも出来ます。

 

 

切り札

あなたのクライマックスの問題を解決するための切り札。盛り上がるクライマックスがますます作り易くなりました。

 

 

 

 

 

StoryNote

StoryNoteはあなたの言葉だけであらすじを構成するトレーニングツールです。質問に答えることでストーリーラインの連動を体験してください。

ToolからStoryNoteを選択してください。

 

EDWORD2の特徴

作成したあらすじを保存
作成したあらすじをTEXT形式で保存できる他、Microsoft“Word”に送ることが出来ます。(Windowsのみ)

テキストの編集、メモ機能
カットやコピー、ペーストなど一般的なテキストエディタ機能が使えます。

フォントを選ぶことができます
作成したテキストを表示しているフォントで印刷できます。縦書きフォントがインストールされている場合、縦書きで印刷出来ます。

虎の巻
「虎の巻」は「あらすじ秘伝の書」の要約です。仮筋各タイプの解説、3匹のモンスターの説明、劇的状況や欲求など便利な知識をコンパクトにまとめた解説ツールです。

動作環境、対応OS

Windows
2000 / XP / Vista / 7/ 8/ 10

Mac
Intel Macintosh(PowerPCのMacでは動作しません)
Mac OS X 10.4 以降


ご購入はこちらから。

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