面白くない物語の作り方2

あらすじドットコムはアートではなく技術(クラフトワーク)を研究するサイトですが、だからと言ってあなたの物語の芸術性を軽視しているわけではありません。

完璧な芸術作品を作るというのは、作家という存在理由にも関わる重要な目標であります。

ただし困ったことに、芸術性を最優先すると細部まで徹底的にこだわらざるを得ず、初心者ならずともなかなか作品が出来ません。

あのサグラダファミリアのように、完成までに何百年もかかってしまう場合さえあります。

しかし、実際問題、ショートショート1本書くのに3年もかかっていてはヤバいわけで(^^;

エンタテインメント作家を目指すのであれば、作品はできるだけ素早く作るべきでしょう。生産性というのはとても大事な要素なのです。

とはいえ、読む人に楽しんでもらえる娯楽作品を作るというのは、芸術に負けず劣らず手間と時間のかかる作業であります。 “面白くない物語の作り方2” の続きを読む

対立軸を2つ作ろう

ストーリーに事件が足りない。
登場人物が行動してくれない。
話がちっとも前に進まない。

そんな悩みがあるのなら、ぜひ使いこなして欲しい法則があります。

それは主人公と対立する存在を作ることで発動します。

ただし、対立軸は2種類必要です。

対立軸を2つ作ることによって、やることがなくてじっと立ち止まっていたキャラクターがゴールに向かって走り始め、その連鎖反応がドミノ倒しのようにつながっていきます。 “対立軸を2つ作ろう” の続きを読む

美しいイメージはあるのにストーリーにできないで悩んでいませんか?

自分だけの物語をそろそろ本格的に書きたいのであれば「あらすじ」を作ってみませんか?

どんなものでもいいから、とにかくストーリーを結末まで考えてみませんか?

そのために、まずは「あらすじ」を1本、とりあえず最後まで書ききることを目指しましょう。

小説や漫画やシナリオとして完成しなくてもかまいません。新たなストーリーがデザインできればいいのです。

ただし、『物語』と『あらすじ』の間には文章量以外にも大きな違いがあることを知っておく必要があります。 “美しいイメージはあるのにストーリーにできないで悩んでいませんか?” の続きを読む

クライマックスの作り方

TVドラマ「ミディアム」

全米で人気を博したTVシリーズ『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』は、死者からのメッセージを夢に見るという能力を持つ実在の女性をモデルにした作品です。

そう言うと、オカルトものかと思われるかもしれませんが、意外にもホームドラマを絶妙にブレンドした明るく楽しい検察ミステリーなのです。

とは言え、起こる事件は殺人、誘拐、強盗、暴行。ヒロインのアリソンは三児の母でありながらその特殊な能力のために、家事の合間に血なまぐさい犯罪現場に駆り出される日々。

被害者や犯罪者の霊、時には亡くなった先祖からも頼られて、悪夢にうなされながら難事件を解決していきます。

妻の不思議な力をいまいち受け入れることができないロケット工学者である夫と、どうやら母親の能力を引き継いだらしい三人の娘たちに囲まれて、危険な業務や恐怖の心霊体験にドタバタしながらも幸せな家庭生活を送る主婦の物語です。

カテゴリーぎりぎりの独特な設定がやみつきになる一話完結型なのですが、ミステリーとして非常にしっかりとした骨組みを持っています。ヒロインの霊感はあくまでも推理の材料の一つであり、それだけに寄りかかった解決はしません。

「問題解決の切り札」の設定が見事なのであります。 “クライマックスの作り方” の続きを読む

面白い物語のコアなアイデア発想法

分かりやすく面白い話を発信するために

今、この文章を読んでいるということは、あなたは近々に「是が非でも何か面白い話を作って発表しなければならない!」という立場にあるのだとお見受けします。

その物語は小説になるのかもしれないし、漫画かもしれません。ドラマの脚本やゲームシナリオということもあるでしょう。あるいは、商品を売り込むためにセールスレターをまとめているのかも。

しかも、応募の締切が近づいているとか、週明けの会議でプレゼンしなければならないとか、学校の発表会が迫っているという切羽詰まった期限があるのでは?

ジャンルや動機が何であるにせよ、のんびりしてはいられません! そこまで追い詰められているのであれば(笑)今すぐ以下の2つの技と知恵を身に付ける必要があります。

(1)自分の考えや気持ちを他人にわかりやすく伝える発信力(たとえあなたが人と接することが苦手でも)

(2)誰もがあなたの話を喜んで聞いてくれるようになる方法論(たとえ初対面の人が相手でも)

そして、その2つを同時に満足させ得る答えはただ一つしかありません。それは、『面白い話をする』ことです。 “面白い物語のコアなアイデア発想法” の続きを読む